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2011年12月

【リアルタイム】指と脳の関係

この数ヶ月、に興味を持って研究してきました。
首が作り出す、筋肉でもなく、構造でもない新しい力は自分の中に眠っていた可能性を感じさせてくれます。
 
 
しかし、どんな術理も「飽き」がくるから面白いです。
普通、自分が発見した大切な働きはついつい、握り締めたくなるものです。
しかし、それではダメなんです。次への成長、進化が止まってしまいますから。
 
 
首の次はいったい、何に移っていくのだろう?
そんな事を考えていて、ふと気づきました。
 
あれ?俺、今、指の位置に迷ってるぞ・・・
 
ただ、ぶら下げているこの「手」がどうにもそわそわしている事に気づきました。
どうやら新しい興味の芽が出てきたようです。
 
 
 
この指ですが、一般的に脳との関係が深い、とされています。
首の次は頭かな?と考えてみた事はありましたが、まさか、脳そのものの働きに興味が出てくるとは思いませんでした。
 
 
 
このそれぞれの指の「ポジション」、これがカギになりそうです。
この指の位置が決まらないことが、自分の頭に迷いをつくるのではないか?と仮説を立てています。
 
 
年内にもう一つ、大きな変化があるかどうか・・・
また、お知らせしますね。

【思考実験】息と呼吸の違いについて

この3日ほど、風邪で寝込みながら(まぁ、稽古は普通にしてましたが・・・)、気づいた事があります。

それは「息」と「呼吸」の違いについてです。

辞書を引けばそこに違いは書いてあるものの、それを身体で確かめなければ納得いかないのが、私の性格。
布団に潜り込みながら、眠れない時間をすごしている間を観察してみたら、これが「呼吸」でこっちが「息」かぁ・・・と納得の答えを得る事ができました。

身体で確かめる事ができた、という事は、それを技の中で意識的に使い分ける事ができる、という事です。
 
 
 
風邪で寝込んでいる時、自分の呼吸は乱れます。
苦しいんですね。
この状況は、敵に出会って、自分の状態が乱れてしまった事と同じです。

苦しくはあっても、気持ちが「平常」でなくてはいけません。
怪我で言えば、痛いけれども平気、それが必要なんです。
 
 
 
しかし、つい、苦しさから、呼吸が乱れ、気持ちが落ちていってしまいます。
この時、自分の気持ちを落ち着けるためになにかできないだろうか?と布団の中で考えたんですね(笑)。
 
 
 
そこで見つけたのが呼吸です。
喉の奥を開き、深く吸い込み、ゆっくり、吐いていきます。
身体の中に空気が入ってくる流れをしっかりと感じる事ができます。
 
 
 
この流れを感じている間は苦しさに気持ちを持っていかれることなく、「平常」のままでいられます。
身体に出入りする空気の流れの圧が今の自分の行動を肯定している感じでしょうか。
自分にとって、一番あった時間の流れを呼吸が作ってくれるみたいです。
 
 
 
そして「息」の方ですが、こちらは胸に対して、背骨を意識が通るような感覚です。
背骨で息をするように・・・とは、ちらほらと聞く風邪の対処法ではありますが、実際になにかが流れているとは思えません。
それでも、感覚的に、背骨を通っていくものは確かにあります。
 
 
 
この背骨の中を意識が通っている瞬間は、背骨を流れている感覚というよりも、背骨に自分がいる、という感覚です。
普通に風邪で寝込んでいると、身体中の筋肉の痛みやお腹や頭の痛みに意識を取られます。
しかし、背骨で息をした場合、背骨の中に意識は存在しています。
一瞬ですが、痛みの元になっているところからは離れる事ができるんですね。
 
 
 
そして、この一瞬がとても、楽になるんです。
この時、流れがありませんから、時間の感覚もありません。
 
 
 
以前、時間は流れであり、身体で感じるのは「圧力」だ、と考えました。
そして、空間はその流れがない状態、ちょうど、鏡に映った状態を写真に切り取ったようなものと考えました。
 
時間は肉体で考えるものであり、空間は心が感じ取るものではないか、と考えたのです。
息と呼吸はそれぞれ、時間を使うのか、空間を使うのかというスイッチになるんだ、というのが今回の気づきです。
 
 
 
しっかりと押さえつけられた状態では気持ちがどんどん、落ちていきます。
それにあわせて、呼吸も乱れます。
この時、呼吸に目を向け、ゆっくり、喉の奥を開いて、大きく吸い、吐いていくと、そこに自分のペースを取り戻す事ができます。
この呼吸を肉体的にとめる事は簡単ではないですからね。
 
いったん流れができるようになれば、そこに肉体的な動きも生まれてきます。
大きな呼吸は身体を大きく膨らませ、そして、小さく縮ませてくれます。
このギャップのある動きが脱出への糸口となります。
 
 
 
そして、「息」を使う場合。
困った状況、苦しい状況に「気」を取られてしまえば、当然、なにをしてもうまくいきません。
しかし、この時、背骨に意識を通す事で、自分の心を自分の背骨に持っていくことができます。
この背骨も相手からは壊されにくいものの一つですからね。
 
 
 
こんな状況においても、まだ、自分は大丈夫なんだ、その気持ちの戻ってくる事ができれば、次の一歩は前向きに変わってくるのです。
 
 
 
息と呼吸の違いなんて、生物学的には関係ないものかもしれません。
文学的には大きく違っても、それを実社会で使っていけなくては役に立ちません。
息と呼吸を時と場所において使いこなす事で、もっと楽に生きて行けるのならば、知っておいても損はないはず。
 
次にお会いする時には自分の中ではもう、当たり前となって気にしていないはず(笑)。
興味があれば、聞いてください^^

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年内の稽古のご案内

久しぶりに小冊子を作ったので、ブログにも転載してみました。

【小冊子】 首から生まれる新しい力


今から5年前、今の仕事を始めたころ、毎月、こんな小冊子を作って、講座の際に配ってました。
それが2年ぐらいかな?
かなり続いていたんですが、書き溜めていくスピードと気づいていくスピードが合わなくなって、小冊子にまとめるのもできなくって行きました。

だめですね、ちょっとサボると、なかなか再開できません。
締め切りでもあれば、別でしょうか、好きで書いている事ですから・・・。
 
 
 
とにかく身体が教えてくれる事はたくさんあって、面白いのですが、反面、その面白さを伝えきれずにいる自分がいやになったりします。
ただ、その時にも、問いかけるのは身体です。
 
 
 
ブログや冊子を見ていただくと分かると思いますが、私の稽古に「理論と」いうのはありません。
特別な言葉で説明していくのではなく、今、自分が知っている事を身体で確かめて、言葉にしています。

ですから、時々、専門的な事を知っている人がくると、そこで衝突します(笑)。
 
 
 
講座や稽古でもおなじです。
覚えるべき言葉はありません。動きもありません。
ただ、自分ができる事をそのまま受け入れて、感心していく。それだけです。

自分が思っているよりも、相当、すごい事が自分の体はできるんですよ。
 
 
 
身体の代弁者のつもりで、お話をさせてもらっていますから、素人であることに自信を持って、参加してください。
一緒に、最強の素人になりましょう。


今回の冊子は講座に際にプレゼントしていますので、希望される方は連絡ください。
 
 
今月の開催は下記のとおりです。お申し込みお待ちしています。
直接、jun@karadalab.com までメールをしていただいても、結構です。

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【冊子】宇宙の話

ちょっと気分を変えて宇宙の話をしておきましょう。
 
 
 
これまで宇宙の事を考えてみても、そこに出てくるのは全部、イメージのものでしかありませんでした。
しかし、首の7番でバランスを取って、筋力ではない力を生み出せる事に気づいてから、この力は将来、宇宙に暮らすようになったら「当たり前」の力になるんだろうなぁと考えるようになりました。
 
 
 
今、私たちが「当たり前」に使っている動き方は重力によって、身体を地面に押し付けられているからこそ、可能な動きなのです。
しかし、宇宙のような無重力空間に身をおいてしまえば、目の前のボタンやスイッチを操作するのも大変なはずです。
 
 
 
それでも、人は「どんなところにでも」適応し、生活していくことが出来ます。
重力のない世界に身をおけば、練習すること無しに、そこの環境に慣れていくはずです。
バランスの力とはまさに、それであり、踏ん張っては絶対に出てこない力なのです。
 
 
 
踏ん張って出てこないというのは、説明が足りませんね。
両足の踏ん張りを7番の骨がバランスを取ることで、両足にかかっていた力が均等になり、腰の中が浮いてきます。
その浮いた腰が動くことで、力が生まれる、という仕組みです。
 
 
 
そこに、身体の大小はあまり、関係有りません。
 
 
 
そこで、宇宙ってなんだろう?と考えるのです。
なぜ、宇宙では変わるんだろう?
無重力ってなんだろう?と。
 
 
 
今回宇宙を「縁」という面から考えました。
宇宙には「縁」が極端に少ないです。
広大な宇宙で衝突すると言うのはものすごい確率ですよね。
しかし、私たちは、この地球で生きていれば常に、衝突がそこにあります。
 
 
 
人と人との衝突はもちろんですし、目の前のコップをつかみ、飲むという動作も、コップと自分の衝突です。
なにより、地面と自分、地球と自分が常に衝突しています。
 
 
 
その衝突が限りなくゼロな世界が宇宙なんじゃないだろうか?
そう考えたのです。
 
 
 
今、目の前に苦しいことがあるとします。
きっと、辛いです。
嫌に「見える」縁がたくさんという事ですね。
 
 
 
では、それが全部、なくなってしまったら・・・。
誰も周りにいない、なにもない。なにも見えない、感じられない。
さて、この瞬間、自分はどう生きていけばいいのか?
まだ、答えは見つかりません。
 
 
 
しかし、命が尽きる瞬間、自分がその状態すらを楽しめるようになっていたとしたら、どうだろう?
その楽しむ力を生きていく中で磨いていくことが生きると言うことではないだろうか?なんて、考えています。
 
 
 
なぜ生きるのか?
それを考えさせてくれるのが甲野先生の武術だと思います。
ぜひ、自分の生き方を自分の身体を通して、考えてみて下さい。
 

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【冊子】失敗を求める

首の一番が観念を作る、という話をしてきました。
実際にコトッと動いて、身体が変われば簡単にわかるのですが、それを頭で考えてしまうと時間がかかります。ここが簡単なのに、難しい所以です。
 
 
 
先日、その「コトッ」を現実の暮らしの中で体験しました。
生きるってこういう経験の連続なんだと思います。
それに気がついた時、ものすごく幸せな気持ちになりました。
目の前の生活、人やもの、状況はなんにも変化がないにもかかわらず、幸せになったんです。
青い鳥の話ではないですが、本当に、幸せは目の前、すぐ隣にあるんですね。
 
 
 
いったい何に気が付いたかと言えば、求めているもの、なにを目標にしているのか、という事です。
無意識に、「成功」を求めていたことに気がつきました。
 
 
 
技で言えば抑えられた状態からすぐにでも、逃げ出したいと言うこと。
講座であればもっと理解してもらいたい、と言うこと。
友達であればもっと仲良くしたい、と言うこと。
健康であれば、怪我も病気もしたくない、と言うことです。
 
 
 
自分の中に、無意識に、そうなってはいけない、というのを作っていたんですね。
でも、ふと、あれ?武術の稽古の中ではうまく言っている時には気づきや発見がないぞ・・・と気づいたんです。

自分がどうしても、超えられない状況に陥った時に、身体に任せてみると、解決策が見つかるのです。

そして、それを頭が後から納得する事ばかりです。
つまり、身体に任せるからこそ、頭ではまだわからないことも見つかってしまうのです。
 
 
 
友達だから喧嘩しない。
これって、どうなんでしょうか?
もしかしたらそこに遠慮があって付き合っていれば、そのレベルの友達からもっと深い友達にはなれません。
 
 
喧嘩をして、それを受け入れ、乗り越えていくからこそ、一生を通して付き合える親友となるとおもいませんか?
 
 
 
健康に関してもそう。
怪我や病気はいや、と考え、なにも身体に負担をかけずに育っていくことを求めていっても、人間必ず、いつかは死にます。子供のころの元気さが老いと共に衰えていきます。その元気さをまた、薬で補うんですか?
違いますよね。
怪我や病気があって、命に限りがあって、自分が本当はなにをしたいのかを考えるのです。
 
 
 
そんな事を考えていたら、あぁ、失敗が自分にとって、次の成長を持ってきてくれるんだ、と気づいたんです。
 
 
 
気づいてみれば目標ががらりと180度変わります。
成功してくれればいい、というのは消極的です。
なにか自分が驚くべきことがおきないだろうか?とワクワクしてきます。
 
 
 
失敗は見方。それは次の展開への入り口なんですね。
今の時代にわざわざ、武術を学ぶ、稽古する、という醍醐味はこの辺りにあるんです。
学校では教えてくれなかった事です。
 
 
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【冊子】鏡の世界

時間は流れているものですが、私たちは時々、その時間が伸び縮みすることも知っています。
あれは、何なんでしょうか?
 
 
 
気のせいだ、と一言で言い放てればいいのですが、武術を志すものとして、放ってはいけません。時間の反対にあるもの、それは空間です。「反対」というのは違うかもしれません。しかし、時間と空間を合わせて考えていく事に間違いはないようです。
 
 
 
さて、空間とはなんでしょうか?
そんな哲学的な問い、大丈夫でしょうか(笑)。
 
 
 
それでも、私たちの周りには空間が広がっていますからね。それを考える資格は誰にでもあるはずです。今、なにをしたらいいのかな?と考えた時、私たちは時間と空間に切り分けて考えているようです。忙しさの中で流れに巻き込まれているかもしれません。もう、周りが見えなくなるぐらい、その場所で固まってしまうかもしれません。
 
 
 
もう、絶対にだめだ・・・と絶望してしまった時、無限に絶望の時間が続きます。この時、流れはありません。無限の時間は時間がない事と同じかもしれません。その瞬間には絶望という空間しかありません。
辛いですよね。
 
 
 
この時、首の一番を柔らかくして、考え方を変えるのです。
ほんの少し、見方が変われば、その状況は一変します。
 
 
この世界は「鏡の世界」だ、と言われます。
自分が幸せに笑顔に溢れていきたいのなら、まず、笑顔でいなさい、という教えです。
なにか愉しいことがあるから、笑顔なのではなく、まず、笑顔があるから愉しいのだ、という話です。
これを鏡で考えてみれば、鏡の中にあるものを現実だと思い込んでいるわけです。
鏡の中の自分を笑顔にするには、まず、本来の自分が笑わなくてはいけませんね。
 
 
頭で考えてみれば難しく思えますが、これも武術の中で稽古できるものです。
笑顔の達人になれますよ。
 
 

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【冊子】時間を味方にする方法

時間は流れるものです。
そして、その流れは止まりません。
しかし、武術はその時間もうまく味方につける技を持っています。

ちょっと難しい書き方をしましたが、「疲れ」というキーワードで考えてみるとわかりやすいはずです。
時間は流れているものですが、それを私たちがどう、感じているのか?考えたこと有りますか?
 
 
 
その時間を「疲れ」を通して感じてみるのです。
相手と衝突した瞬間、そこに相手を受け止める「力」が必要です。
相手の力が大きければ大きいほど、たくさんの力が必要です。
 
 
 
その力をどこから持ってくるのか・・・。
その力が「筋力」だとしたら、時間とともに、「疲れ」が溜まっていきます。
しかし、相手も同じように、疲れていきます。
消耗戦に突入ですね(笑)。
 
 
 
この時、バランスの力を使うことが出来ると、相手が疲労していくスピードに比べて、こちらはあまり疲れなくなります。

つまり、相手にとっては時間は敵。自分にとってはその時間が味方になるのです。
すぐに勝負を決する必要がなければ、相手の力が失われていくのを待って、もうやめよう、と交渉すれば、戦わずして、決着を着けずして、戦いを終わらせることも出来るかもしれません。
平和的です(笑)。

時間を味方にする、という事は普段の生活にも使えるんですよ。
例えば、誰かを好きになった。どうにかして、手に入れたい!
そう考えたとします。

この時に必要なのは瞬間風速。
とにかく、時間をかけてる暇はありません。押して押して押しまくるのも一つの手です。
 
 
 
でも一生を添い遂げる人に対しては瞬間最大風速を狙うと、大変です。だって、疲れちゃうんですもん(笑)。

そういう人にはじっくり、時間をかければかけるほど、育っていくものを探していくといいんです。

最近では「美しさ」というのが女性のみならず、男性にも求められていますが、どうしても見掛けの美しさは時間が敵になります。どうがんばっても、シワが一本、二本と増えていきますよね。そこにしか「美しさ」がない、と考えてしまうと、まぁ、同年代の人よりかは多少長持ちするかもしれませんが、負けが決まっている戦いです。

ですから、それ「プラス」、年齢とともに磨き上げいけるもの、積み上げていけるものを探していくのがいいですね。
 
 
 
古武術による身体感覚の探検はまさに、それじゃないかと思います。
自分の感性を磨いていけるわけですからね。

時間を味方にしましょうね。
 
 
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【冊子】力の種類

力には種類があります。
「力」とはイメージを実現化するための材料になるものです。
 
大きな視点で考えてみれば機械の力も誰か手助けしてくれる力も自分の力となります。
スポーツはこのあたりをルールで縛りますから、使っていい力と使ってはいけない力を明確に分けています。
 
 
 
しかし、生きるために必要な力はルールが有りません。
とにかく使えるものは全部使って、生きていかなくてはなりません。
もちろん、自分で自分に制限をつけて生きてもいいですし、その制限が自分の中から更なる力を搾り出す場合もあるはずです。

力の種類は無限にあるのだ、と覚えておいて下さい。
 
 
 
とは言っても、ピンチに遭遇した時、そのたくさんの力は目に入らず、絶望感がやってきます。
自分の力をものすごく、限定してしまっているのです。

武術はその制限していた自分を教えてくれるのです。
しっかりと手をつかまれるという困難な状況。
この状況でやれることを・・・と考えてみても、多くの人は「筋力」しか思い浮かびません。
その筋力をどう使うか、という事ばかりを考え始めるのです。
 
 
 
ルールで決められているスポーツであればそのアプローチは愉しいかもしれません。
でも、無限なんですよ。
新しい力を生み出すことを考えていきましょう。
 
 
 
首の働きで見つけていけるのは、重さの力、バランスの力です。
特に、バランスの力は常に、違う感覚を感じさせてくれます。

無限の「種類」の力があることを忘れないで下さい。
 
 
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【冊子】愚痴でバランス

動物には尻尾があります。

私たちの尻尾は退化しました。
尻尾でバランスを取ることができません。
 
 
 
昔の人の身体はよく動いていたはずです。
行動することで、簡単にバランスを取っていたはずです。
頭や胸を働かす事もいらなかったはずです。

しかし、尻尾がなくなり、腰が動かなくなれば、次に働くのは胸です。
胸が柔軟に動くようになれば、優しさがでます。
 
 
 
しかし、人間はすぐに退屈になる生き物です。
もっと他の経験が欲しかったのでしょう。
この胸も動かなくなる社会を作りました。
そのおかげで、頭がバランスをとる順番がやってきたのです。
 
 
 
身体のバランスをとる大切な役目を頭が担っている時には、ヒラメク経験がたくさんあったんだろう、と思います。しかし、社会が成熟してくると、この社会がどう変わっていけばいいのか、よくわからなくなってしまいました。自分がひらめいて、新しい社会を作らなくても、商品やサービスを受け取るだけの依存型の社会を作ったからかもしれませんが、頭も動かなくなりました。

きっと、これも、新しい体験がしたかったんでしょうね。
 
 
 
腰も胸も頭も動かない。
でも、それではバランスが取れません。
そして出てきたのが「口」なのかもしれません。
自分が思ったこと、感じたことを解消するように、言葉にします。
その言葉が前向きであれば、周りの人も愉しくなりますが、ついつい、愚痴になってしまったりしませんか?
 
 
この「愚痴」を「尻尾」と同じものとしてみてください。
愚痴が言えているうちは幸せなんです。
誰にも愚痴が言えない状態であれば、どうなんでしょうか?
考えてみると愉しいですよ。
 
 
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【冊子】行動力の源、仙骨

首の話をしながら、それは頭と胸のお話でした。
人間の中にはもうひとつ、重要なポイントがあります。
それは「腰」、「仙骨」です。
 
 
 
背骨につながる、腰椎、そして仙骨。
このあたりが「行動力」を生み出しているわけです。
 
 
 
なにかをしようと考えただけではなにも変わりません。
自分のこの身体で行動を起こさなくてはいけないのです。
それが腰です。
 
 
 
この腰も良く動いていれば、それでバランスを取ることが出来ます。
友達に一人か二人いますよね、ものすごく、自然な人が。
私にもいます。野生児という言葉がぴったりの人が(笑)。
 
 
 
彼らは動くことでバランスを取るのです。
何事もやってみなくてはわからない、と言います。
しかし、頭でバランスをとる人は、やる前から、うまくいくのか、いかないのか、わかっています。
胸でバランスをとる人は、どんな状況も受け入れようと愛を蓄えています。
 
 
 
戦って強いのは行動型かもしれません。
しかし、現代はどのタイプの人でも幸せになることが許された時代です。
自分の身体を通して、観察して、愉しいものを選択して下さい。
 
 
 
動物は尻尾がありますよね。
その尻尾はものすごく、感情を表している、と言います。
あれはきっと、尻尾でバランスを取っているんですよ、聞いてないから確かな事はいえませんけど(笑)。
 
 
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【冊子】優しくなる姿勢

愛の反対語を知っていますか?
 
 
 
マザーテレサは愛の反対語は「無関心」と言われたそうです。
嫌いとかではないんですね。
確かかに、嫌ってる、喧嘩している状態はその相手に対して自分の大切な時間を作っているのですから、納得です。
 
 
 
では無関心の状態とはどんな状態でしょうか?
それは、相手の事と向き合えない状況、気がつけない状況です。
 
 
 
相手はどこにいるかわかりません。
決して、目の前だけにいるわけではないのです。
 
 
 
逆に、目の前にいる相手を気にすると言うのは、相手に対する愛情ではなく、自分に対する心配です。自分には愛はあるけど、他の人は知らないよ、という状態ですね。
 
 
 
胸に手をそっと当てて下さい。
誰かのことを好きになると、この胸が痛むそうです。
大切な人のことを心配する時も、この胸が痛みます。
痛みは違っても胸のあたりに私たちの愛情のエネルギーは貯まってきます。
 
 
 
この胸を良く動かすには頭と身体のバランスをとらなくてはいけません。
頭って重いですからね。
 
 
無意識にこの頭を支えてしまえば、優しい人ほど、肩や首に痛みを作り出します。
力を使わないで、バランスを取ることで、頭を身体に乗せて下さい。
自分自身が本来持っている愛情、優しさパワーが溢れていきますよ。

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【冊子】ヒラメキを得る方法

ピンチやトラブル、困難に向き合ってしまった人は大変です。
もう、だめだ・・・そんな考えに頭を支配されます。
こんな時、助けてくれるのは「ヒラメキ」ですね。
 
 
 
今の状況から脱することのできるアイデア、それがヒラメキです。
この時、大切なのは同じ、答え、言葉であっても、それを受け取る側に余裕がなければ、ヒラメキにならない、という事です。
 
 
 
自分の中でその答えを受け入れた時、これなら助かる、と思えた時に、ピカッと明るくなります。それがヒラメキです。
そして、そのヒラメキを得るためには、首の一番が柔らかく動くことが必要なのです。
 
 
 
アイデアを出していく際に「ブレインストーミング」というものがあります。とにかく頭の中にあるものを全部出して、組み合わせて、もう、これ以上なにもでない状況に持っていくのです。
この瞬間の姿勢を観察してみると、頭がパンク状態、もう、どこにも行けそう、にない究極的に「困った」状況になっています。
 
 
これぐらい、頭の中がシャッフルされていれば当然、首と頭の骨もグラグラです。
このまま、ヒラメカナイまま家に帰るとストレスです(笑)。
しかし、この頭のシャッフル状態が、頭と首がある瞬間、コトッとはまる事で、ヒラメキに変わるのです。
 
 
 
ヒラメクためには絶対にこのシャッフルが必要なのです。

武術はそのシャッフルを瞬間的に行い、瞬間的に脱出方法を見つけるための秘密がたくさんあります。まずは、頭のシャッフルは必要なものと考えて、絶望感を楽しんでください(笑)。


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【冊子】服装と姿勢と動き

首に注目することで、私たちの服装についても気づくことがありました。

人間は動物です。しかし、感じ、考える事ができる動物です。
その本能的な部分と意識的な部分に振り回されて生きていくのも、面白くありませんよね。
文化である服装が私たちの性格を作っているとしたらどうでしょう?
 
 
 
日本人の服装といえば「着物」です。
もちろん、現代では着物の需要はなくなり、洋服となりました。
その服装を首に注目して考えて見ます。
 
 
 
着物の首は「楽」に出来ています。
洋服の首、ネクタイなんかは首を隠しています。守っているのかな?
着物とネクタイ、その働きは真逆ですよね。
そのふたつの文化を併せ持っている日本という国はなんて、すばらしい国なんでしょう。
 
 
 
着物は身体を締め付けます。帯をぎゅっと締めることで、身体がキュッと引き締まります。
この時の引き締まることを「動けない」、と考えてみると、他の動く部分でバランスを取っていかなくてはいけません。
 
 
 
それが着物社会の場合は「胸」であり、ネクタイ社会の場合は「頭」なのです。
首の働きは二つある、と言いましたが、首は「繋げる」ものです。その両端にあるのは「胸」であり、「頭」です。「頭」を柔らかく使う社会、「首」を柔らかく社会。
 
 
 
これを別な言い方で言い換えれば、頭が柔らかいというのは、それまで世の中になかったものを次々と作り出していく社会です。今の社会に満足できないからこそ、新しいものを作り、世界を作り出していくのです。西洋的です。
 
 
 
胸が柔らかいというのは、胸が良く動く状態。この状態は気を配れる状態なんです。その良く動く胸は優しさや愛情のあふれた姿勢です。
どんな社会であっても、愛を持って、受け入れていける社会を着物時代の日本は作り上げていたのかもしれません。

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【冊子】年齢と首

年齢は首にでる、と言われています。
どんなにがんばっても、首の変化を止めるのは難しい、みたいです。

今日、この話を聞くことで、10年後、今とそれほど変わらない首に、もしくはもっと、気持ちよく、緩んだ、みんなを緊張させない首にすることができます。
 
 
 
首の働きといいましたが、今、わかっているのは2つの働きです。
ひとつは、身体のバランスを取って、動きの元になる力を作り出すこと。
もうひとつは、目の前の状況を自分にとって、好きなように受け止める事に使う事です。
二つをどう使いこなしていくかは性格の違いです。好きな方を稽古してみて下さい。
 
 
 
バランスを取る事に使うと、身体が浮いてきます。
具体的には腰の辺り、お腹の中がふわっと浮いてきます。
身体が軽く感じられれば、なにかをする際のフットワークが軽くなります。
普段、活動的な人は、より、それが加速されます。自分で自分の身体を助けてあげる感覚です。
 
 
 
そして、考え方を変える、というのは「なにもしなくても」、幸せになれるという事です。
状況がまったく「変わらなくても」、考え方が変わればそこが天国になります。
そんなまさか!と思われた方はきっと、行動型です(笑)。

頭を働かせている人は、ヒラメキ一つで気持ちが楽になることを知っているはずです。行動型の人は、やってみなくちゃわからない、と言いますからね。
 
 
どちらにしても、この首を固めない、緊張させない、それがコツです。結果として、首から力みが取れますから、シワもできません。さて、これを10年続けたら・・・なにもしらないまま、力み続ける事とはもう、比べるまでもないはずです。
 
 
 
今が10年後を作るんですからね!


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【冊子】首の働き

首は誰でも皆、この頭の下についているものです。
しかし、この首の働きについて、知らない人が多いです。
その「知らない」事が、自分の目の前にたくさんのピンチやトラブルを「作っている」のです。
 
 
 
ピンチやトラブルはやってくるのではなく、作っている。これがわかれば、逆にチャンスも作り出すことが出来るようになります。

とはいえ、目の前のピンチはどう見ても、ピンチです。
 
 
 
しかし、そんなものにだまされてはいけません。
私たちが自分で「考えた」と思っていることは、自分自身が「自由」に考えたものではなく、その瞬間、どんな姿勢をしているかで、「考えさせられてしまった」事なのです。
 
 
 
1%だけでも、自分が思いたいように、信じたいように、考えたいように、自分の現実を変えられたら、きっと、ワクワク愉しく毎日を過ごしていけるようになります。
 
 
まずは、首を触って、首が「ある」事を感じて下さい。

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【身体感覚の足跡】首の1番の使い方

首には七つの骨があります。

その7番を意識してみるとおもしろい、というお話をしました。

初めて自分の「首」を意識したわけです。
なぜ、これまで感覚がなかったのだろう・・・不思議でなりません。
 
 
 

今日は1番のお話です。
1番の骨はアトラスと言って、宇宙を支えている神様なんだそうです。
なるほど、頭という宇宙がそこにあるのかもしれませんね。

この1番の骨の意識が高まってきたのは、そこがうまく「動かない」ところだったのでしょう。
うまく動かないからこそ、じっと観察してみると、動いてしまう事もある事が分かってきたんです。
 
 
 

この1番の骨がコトコトっと動く事で、全体のバランスが取れていくのです。
7番が左足と右足のバランスをとり整えるに対して、1番は微調整がその役目みたいです。

微調整というぐらいですから、やれる事はほんのわずかです。
しかし、そのわずかな動きでそれまでの状況が一変するんですね。

その経験から、ものごとは考え方一つでガラリと変わることを身をもって知ったのです。
これは大きかった・・・。

ぜひ、その喜びを伝えたいものです。
 
 
 

感覚を見つけるのは難しいですが、動き方は簡単です。
両足でしっかりと踏ん張り、7番を感じながら、首をゆっくり大きく廻します。
背骨に首が乗る感覚があったところでストップです。

これだけでも相当頑丈だったのですが、まだ「微調整」ができるのです。
頭を上から吊り下げられているぐらいのつもりで、コトコトっと動かしますが、動かさないぐらいがちょうど良いです(笑)。
ここでピタッとはまる感覚があります。
探してみてください。 

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【身体感覚の足跡】筋肉以外の力で動く

力といって思い浮かぶ力は何でしょうか?

きっと、「筋肉」の力が最初に思い浮かぶと思います。

では、次は?

リラックスが上手な人は「重さ」もそうだ、といわれるかもしれません。

しかし、重さの力を使うには「コツ」が必要です。

その「コツ」のお話です。

重さを使うためにはなにかを「しよう」という気持ちを捨てる事が必要です。

しかし、なにかをしようと思う気持ちを捨てる事は簡単ではない・・・と思っているかもしれません。

その簡単ではなかったために、これまで、見つけられずにいたわけです。

しかし、今日お話しする「コツ」は簡単でした。
なぜ、見つからなかったのか不思議なぐらいです。

歩く、という動きでお話をしましょう。

左足を一歩踏み出して、歩くとします。

この時、まず動くのは「左足」です。
その左足を持ち上げるのに、「筋肉」を働かせます。
そして、その時、身体は筋肉モードになってしまうのです。

この時、最初に動かす手順が間違っていたのです。
歩こうとしてしまうからダメだったんです。

筋肉の力から重さの力に動きを変えていくには最初の動作が肝心です。

左足を前に出したくても、心を鬼にして、あえて、真逆の部分を動かしていきます。

左足に対して対角線にある、右肩を「後ろ」へと引きます。

この時、身体が少し捻れても気にせず、引いてください。

重心が右足に乗り、左足が少し「浮いて」きます。

身体の中で振り子の運動が起き、後ろへと引いたはずが、今度は前へと身体が転がっていきます。

後ろへ引く、という動作がバラバラだった身体を一つにまとめてくれたのです。

この時の感覚をよく、覚えておいてください。
やりたい事とは真逆の動き、それが重さモードで動くコツです。

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【身体感覚の足跡】首の7番の使い方

両足を踏ん張ってしまうと、身体が歪みます。その歪みと力みは大抵の場面で嫌われます。
だからこそ、リラックスが大声で叫ばれていますが、緊張する場面でリラックスができないからこそ、みんな困っているわけです。

なにもない「平時」の場面でリラックスができても、人生という荒波の中ではまったく役に立ちません。
どんなキツイ状況でもリラックスできる「動き方」を身につけなくてはいけません。

今日はそんな動き方のお話です。

首には7つ骨があります。
その一番下の骨、7番目の骨の使い方です。

まさか、首の骨がない方なんていませんよね。
そういう意味で、誰にでも「できる」動き方です。

ただ、知らないだけ、というわけです。
もったいない話です。


なにかをしようと思った時にはついつい、両足を開いて、力を入れて踏ん張ってしまいます。踏ん張る事はそれなりに有効ですが、どうしても、その踏ん張りから、跳ね返る力で身体が歪み、崩れていきます。

この時、首の付け根の骨、7番の骨を意識してぐるりと首を廻してみると、背骨と首の骨がピタッと揃うところが見つかります。

難しい動きはなにもいりません。

ただ、首を廻す。それだけです。

この時、首の筋肉に力を入れて廻すよりも、首の重さを使って、遠心力で廻してみると、分かりやすいかもしれません。

結果として、両足と首の付け根の3点でバランスが取れ、お腹のあたりが浮いてきます。

ちょうど丹田の辺りでしょうか、そこから力が流れ出てくる感覚が見つかります。
お試しあれ。

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