願いとプレッシャーはセット。
何かを願ったとき、同時に、出来るかな?とプレッシャーを感じるはずです。
もし、プレッシャーを感じないなら、その願望は願いと言うよりも、計画、予定に近いかも知れません。予定や計画ならプレッシャーは要りませんから。
自信をなくすと、ついつい、余裕のある願望、つまり、計画出来る程度の事しか行動を起こさなくなりかねません。
本当はもっと、自分には出来るのに、自分で、行動を狭めてしまいます。
稽古をする事で「プレッシャー」に対して慣れることが出来るようになります。プレッシャーについてよく分かるようになるからです。
稽古ではいきなり空を飛べ!という願いはたてません。今出来ることを少しだけ伸ばしていきます。外に大きな目標を持たず、ひたすら、内に意識を向けます。
内面に意識を向けても、それを「やれないこと」と自覚していると「プレッシャー」が生まれます。
稽古は研究です。使えるものは何でも使います。このプレッシャーも使うことが出来ないか?そう考えました。
探せば見つかるものです。プレッシャーは上から下へとのしかかってくるものでした。そして、その力は足下にある地面に「跳ね返って」来ていました。
上からの力にそのままのるのは難しいですが、下から跳ね返った後の力であれば乗ることができます。
大きな願いを立てたときにもこの経験は生かすことができます。
何かを願う。その時、プレッシャーが生まれるのは「当たり前」です。プレッシャーは願いとセットなのだ、とわかれば最初に出会ったプレッシャーに反射的に行動を止められなくなります。
むしろ、プレッシャーがあるから、強い行動にもする事ができます。
どんな願いがあっても、行動に移すことがなければ、運に頼るしかありません。しかし、現代は運という不確かな要素がドンドンなくなっています。行動する力を高めることこそ、運命を自分のものとする近道ではないでしょうか。
ちなみに、プレッシャーの力、上下の力は下駄を履くとよくわかります。冗談みたいなホントの話です(笑)
本当に、これ、試してもらいたいです!日本人の叡智です!
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