分かる言葉、分からない言葉に要注意
ブログを書き出した事で、思っても見なかった言葉が山ほど出てきて自分でも驚いています。作文がなにより、苦手だったのに(笑)
面白いのは、自分が書いた文章を読み返したとき、本当に自分が書いたのかよくわからない時があります。その瞬間、身体に生まれている感覚に従って書いているからでしょうか(笑)
さて、書きまくってきてふと、思った事があります。
それは「分かる言葉」と「分からない言葉」についてです。
最近書いた記事に「左右の密着」というのがあります。
体幹を左半身と右半身と分けて考えて、右半身を左半身にぴったりとくっつけるという使い方です。
それによって、重心は左半身の右断面に沿って落ちることになります。
言葉は理解できなくても、動きとしての働きはわかりますので、そこでまた、頭は混乱します。
こんな説明をすると百人が百人、「分からない」といいます。その「分からない」を手がかりに稽古を進めるのですが、徐々に理解は進みます。求めれば、必ず、答えは得られます。
しかし、ここで一つ疑問が生まれます。
「分からない」という言葉は分からない、という興味を持たせてくれて追求する事ができます。
しかし、「分かってしまった言葉」はどうでしょう。
分かってしまったから、スルーされてしまいます。
左右の密着と関係させてみると、「正中線」がそれに当たります。
正中線を「分からない」と考え求めている人がどれだけいるでしょう。武道、スポーツの世界ではあまりにも当たり前の言葉です。つい、わかった、わかった、と「分かったつもり」になってしまったかもしれません。
「分かったつもり」になり、追求を止めてしまった言葉がどれだけあったのでしょう。
言葉は難しいですね。しかし、面白いです。丁寧に向き合わなくては。
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