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ドン底のさらに底

身体を半分にする内観を使い、息をするのも精いっぱい、そんな姿勢を作りました。

「ドン底」の姿勢です。
 
この時、敵が現れたとするとどうなるか?
ドン底なのに、そこにさらに敵が加わります。
ドン底ですからもう、その下はありません。身体の下にあるのは「地面」のみです。
 
 
 
身体があって、地面がある。
こんなに恵まれていることはありません。
どんなに外に嫌なことがあっても、足元には地面があります。
どんなに自分の中に力がないように思えて、がっかりしても、地面があれば、それを活かす、いや、それに助けてもらうことができます。
 
 
 
便利な機械やサービスがあると、自分の身体を使わず助けてもらえるかもしれません。
しかし、そうして救われると、「また、ドン底に落ちたらどうしよう?」、そんな怖れが出てくるかもしれません。
 
自分がなにも持っていなくても何とかなる、それを身体は教えてくれます。ドン底になってもなんとかなる、そんな思いこそ、自信の源になります。
 
 
 
運命という重い言葉。
何とかしよう、何とかしたい、生きること、生きていることを実感したい、と思った時、身体で感じる事ができます。
 
自分の中で大きく、重くすればするほど、納得へは時間がかかります。
しかし、稽古は研究そのものです。
自分の身体を通して、少しずつ分かることが増えると自然に持っている疑問も解決していきます。
納得を得るための便利な機械もサービスもありません。自分が自分で求めるぞ、そんな決意だけが納得への入り口です。
 
 
 
稽古の仕方、研究の仕方はいくらでもお伝えします。意外と簡単なんですよ。
ぜひ、自分の人生を実感してください。
 
 
 

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