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臆病の効用

私の性格の一つに「臆病」というのがあります。
一応、子供の頃から武道を行ってきたので、強くなければ、と思っていました。しかし、技は身についても、それを使い切る気持ちがなかなか持てませんでした。
中途半端な自分を嫌い出すきっかけになっていた性格かもしれません。
なんとかしようとあれこれ、工夫や勉強もしましたが、「基本的」な性格はなかなか変わらないのです。
 
 
 
変わる性格もあれば変わらない性格もあります。
変わらない性格には活かし方を変えればいい、稽古はそう教えてくれます。
そして、昨日の稽古で「臆病」を使う新たな身体操法が見つかったのです。まさか、こんな効用があったとは!

今まで、思い切りが良く、勇気がある人をみて羨ましく、憧れていましたが、彼らにはこの臆病から生まれる力がきっと、わからないだろうなぁ(笑)うまく伝えることができるだろうか?今、そんな心配をしています。
 
 
 
臆病者の私は怖いものが来たとき、「指先」が迷います。
どこに指を置けばいいのか、居場所がなくなります。
この指先のまま相手の攻撃を受けると、大抵、衝突した際、力みが生まれます。なぜなら、ぴったりと寄り添っていないから。
しかし、この「ズレ」に今まで気づくことはありませんでした。理由は「全てがそうだったから」です。

自分の動きだけではなく、他者からの動きもズレがあるからケンカになります。
ズレているのが当たり前なのですから、誰も問題にしません。
 
 
 
このズレを解決するにはぴったりと合わせる、それが一つの答えです。
しかし、それを行うには無数のズレの中からぴったりとあうという奇跡的なポイントを見つけなくてはいけません。
この時、臆病による、指先の迷いが役に立つのです。

指先の動きを迷いと考えるとそれは無駄に見えます。
しかし、その細かい動きを予測と考えれば相手とぴったりと合う確率はグンと上がります。
 
 
 
コーヒーカップをつまんでみました。
普通に取るときと、臆病さを再現し、指先を見えないほど振動させ、そぉ〜と取ります。
振動させながらカップを取るとその瞬間、体のまとまりを感じます。
カップを取るだけですから、多くの人は必要としない精度です。しかし、この精度は相手と触れた瞬間崩す技になり、どんな場所でも、自分らしくいるための精度です。
自分の中にこんな力が隠れていただなんて、その喜びは研究する事でしか得られません。
 
 
 
実はこの動きに気づくためにもう一つ大切な感覚があります。
それは指先と目線が繋がっている、という事です。
指先の先に目線が行きます。その目線が頭を導き、身体全体を動かします。
古い伝書に技は手に導かれるように、というのがあったそうです。中心からの動くのではなく、指先から動く、それを実感しました。
 
もう少し確かめて、また、言葉にします。

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