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【稽古録】2017/09/16 祭りの身体

3連休、妻の実家へと帰省をする。連休初めの土日はお祭りがあり、それがまた、賑やかなのだ。山の奥深い街なので年に一度の発散は爆発的。一緒にもう踊り狂う年齢でもないのだが、雰囲気はとってもいい。そこにいるだけでも楽しくなる。
天気予報では台風の影響でずっと雨。しかし、何とか、山車も出て祭りは行われていた。
 
お酒も入り、雨も降っている。そんな状況もテンションを上げるのだろう。暴れくるっている。
ふと気になった事がある。それはやはり、身体の事。
踊り狂う若者たちは街ではなかなか見る事はない。しかし、この祭りでは手を突き上げ、足を踏み鳴らして踊っていた。
ただ、その激しい動きが「変」なのだ。
 
どう「変」かというと、手足は動いているものの、腹が動いていないという事。体幹が止まっている。
腹の屈筋が知らず知らずのうちに縮まってしまっているのかな、と思い屈筋の問題は根が深い、と感じた。
 
思いついたことがあるので、家に帰り、「昔の祭り」の写真を出してもらった。
そこにはびっくりする姿があった。
40年ほど前、祭りに興じる人たちの腹はまるで縮まず、ゆったりとのびのび、気持ちよさそうだったからだ。
 
もしかしたら、とネットで昭和の古写真を検索してみると、40年代に生きる人たちの腹は「皆」縮まず、ゆったり、のびのびしていた。
 
腹を縮ませない、と気付いたのは8月下旬。そこから検討、研究を始め、西洋人との違いに気づいた。やはり外国人は日本人とは違うのだ、と思っていたが、昔の日本人もお腹を縮ませてはいなかったのだ。(ただ、その縮まない事で活躍する身体はちょっと違う。)
 
40年代の日本はどんな雰囲気だったのだろう。バブルと言われた時代の前、高度成長の時代は未来は明るかったのだろう。しかし、現代は明るい未来が作りにくい時代だ。大人も子供もみんな、「我慢」をしているのだと思う。
その「我慢」が姿勢に現れたのが「お腹の縮み」。
 
未来にもう一度明るさを作ろうと思ってもこれはもう、無理。世界中の情報を得るようになり、問題も対策も規模が大きくなってしまったから。
もし、それらを忘れて、目の前だけの明るさを作れたとしても、それはまわりの大多数からは無責任と捉えられてしまうはず。
ならば方法は一つだ。崩れた姿勢を何とかすればいい。お腹が縮んでいるのだから、縮ませなければいいのだ。
 
縮ませないだけで世界の見え方が変わる。
なにがどう変わるかは人それぞれ。その見方を変える身体を誰もが持っているはずなのに、それを皆忘れてしまっている。
 
時代は変わっていく。これから現れる時代はどんな世界なのだろう。
時代を予測していくのは困難だ。しかし、身体ならなんとかなる。身体の声を聞き、応える事を自分の力としていく事が改めて生きることを教えてもらえるはずだ。

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