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【稽古録】2017/09/29 左右次元への自由

名古屋駅にある毎日文化センターで講座。
今月、夏休みの影響で3回目となる。お腹を縮ませない術理は毎週のように進化をして、今は指先にまで影響を与えるようになった。どの講座であっても研究稽古型であり、反復練習も復習もないのだけど、やはり、間が空きすぎると関係性が見えなくなり、遠回りになってしまう。今回毎日文化センターの人たちは動きの変化はもちろん、頭が混乱せずにこちらの話を受け取ってくれる感じがあったのできっと、全体を見てきた余裕があったのだと思いう。
 
さて、その余裕の稽古ができると、観察力が上がり、質問も変わる。その質問の中で答えていくと思わね言葉が出てきて面白い。それは「前後に未練を残さない」という事だった。
 
お腹を縮めず、背中の最長筋に任せて左右に振る。
もう、何か月も昔のような気がしてしまうが、ほんの数週間前(笑)。これを肘にも応用する。
上腕を縮めず、肘に入り、肘を左右へと振る。この肘の左右の動きが相手からすると見えないらしい。その軽さに驚き、検討してみると、肘は曲げ伸ばしが得意なため、つい、それをしすぎてしまうからのようだ。
上腕を縮めない事で肘が曲がらず、左右へと自由が広がる。この左右をしっかりと認識してみると、前後の動きを捨ててしまった方がいいように思えてきた。しかし、それが今まで出来なかったのは前後の力があまりにも強く、便利であったためだろう。その便利を捨てる事で新たな世界が見えてくる。
 
背中の動きと肘の動き。ともに「左右への自由」を教えてくれた。肘にあるのなら指にもそうおだろうと思い試してみる。第二関節は肘の関節のように曲げ伸ばしが得意な関節。「第二関節から先だけになる」事によって、第二関節に左右への自由があるか試してみた。すると、これまた予測がしにくい動きがそこに生まれていた。
 
指を掴まれた状態で相手を崩す。そんな技になってしまうのだ。
指を掴まれてもそれを投げるという技が時々出てくる。しかし、そんな技は非実用的でデモンストレーションでしかない、とも言われる。昔、どこかで、指を掴まれるだなんて武道家として失格、と言われるのだ。確かにそうだ。そうならないために当身があり、間合いを整える。
しかし、私の稽古は常に、今自分が嫌だな、と思う状況からの脱出を考えている。もし、そうなったら、というのは状況の問題ではなく、心の問題として捉えている。嫌だと思った事が考え方と動き方ひとつで嫌ではなくなる、というのを何度も経験すれば、新しい嫌な事と出会っても、それを幻想として考えることが出来るようになるからだ。
 
とにかく、新しい動きが出てくるのは面白い。

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