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【稽古録】2017/10/20 動き方ではなく考え方が大切だったのか・・・

今月から熱田の文化センターが休講になる。休講は寂しいが、なにより、身体を長年見てこれるようになった方と稽古をする機会が無くなるのが残念だ。
しかし、世の中にはタイミングがあるようで、休講になる前2回ほど参加してくれた方が、ありがたい申し出をしてくれた。
 
その彼は同じ熱田区で鍼灸・接骨院を経営されている方。ご自身の治療院を稽古の会場として使う事を提案してくれた。
同じ曜日、同じ時間に稽古を続けられるようになったのだ。その第一回目が今日。
 
一時間半の稽古の中にこの一か月の間に見つかったたくさんの事をちりばめる。それぞれ別の技に見えるかもしれないが、全ては「身体」が行う事、同じ身体を使って違う働きを出していく、という事がわかる。
 
最近、これまでの考えを改めたことがある。これまで「身体」を研究していたと思っていたのだが、どうも違うらしい、という事。身体を工夫している人は多いが、どうも私は違うらしい。
身体を大好きな人は動く事も好き。アクティブだ。しかし、私はもともと動くのが嫌い。その嫌いは苦手だったから生まれたものだが、苦手でなくなってからだってどうやら運動は嫌いらしい。
 
世の中には何十キロ、何百キロを走ったり、歩いたりする人がいる。命をかけて苦しい山に挑む人だっている。でも、私は相変わらず走るのも、歩くのも嫌いだ(笑)。若い頃には信じられなかった技を得てもそうだ。まぁ、それはまだまだ未熟だから、と言えばそれまでだが、そもそも身体に助けてもらっているのは「動く事」ではなく、「考え方」を変えてもらっていたと思うようになってきた。
 
身体は基本的には「変わらないもの」。心のように形がないわけではない。その形ある身体を使う時、がむしゃらだけではもったいない。身体には使える「部分」がたくさんある。
筋肉に集中すれば努力を学べるし、骨格を意識すれば設計図の大切さがわかる。呼吸をみれば吸う事と吐く事、嫌でも交互にしなくてはいけないものがある、と分かる。
この身体はどれも役に立つもの、ダメなものは何一つない。
 
しかし、うまくいかない時にはつい、ダメだ、と思いすぎてしまう。これは「ダメな考え方がある」という事。しかし、この「ダメな考え方がある」という事が「ある」事だって役に立つ(笑)。
稽古をしていると、その「ダメな考え方」がひっくり返る事があるのだ。
ダメだったはずなのに、出来てしまう時があるのだ。その出来た理由が努力ではなかった時、自分が「ダメな考え方」を持っていた、という事がわかる。
 
考え方を変えるのが得意、好きな人たちがいる。経営者の人たちだ。
もちろん、どんな人の中にも意欲はあるはずだが、最近はちょっと恵まれすぎてしまったのか欲がない。
しかし、今の経営者はのんびりしていると大変な事になるらしく、常に新しいものを作り上げなくてはいけないと思っている人が多い。
 
稽古をしていても武道を何年も修行してきた人よりも、経営者の人たちとの方が話が盛り上がったりする。案外、武道の世界は革新的進化は嫌いなのだ(笑)。
 
そして、今回この場所を用意してくれた方も院長。ご自身で院を運営されている方。だからこそ、身体の持つ可能性に興味を持ってくれて大切な場所を貸してくれたのだと思う。しっかり、恩を返していかないと・・・。

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