【稽古録】2017/10/27 後ろ向きに進展
後ろ向きに歩くと敵が消える。敵が消えると、歩くだけで外からくる刺激をかわす事が出来る。感情が動かないのだ。
そんな事を考えながら過ごしてきた。
しかし後ろ向きというのは使い勝手が悪い(笑)。
何とか「半身」で納得させているが、もうちょっと何とかならないか、と工夫をしていた。
最初、直入身を半身後ろ向きで行った。次に試したのは片手の斬り落とし。
手探りで試していたところ、自然と相手の身体とこちらの身体の向きが揃った。揃ってみたところ、相手の腕が自然と落ちるところがわかったのだ。
向き合っていた時には、どうしても戦ってしまう。でも、胸の方向が揃うと自然と相手の腕が落ちやすいところが見えてくる。
この時、胴体を追い越すようにして、慌てて腕を斬りにかかると途端に止まる。ちゃんとそろえて相手の腕に従い降ろす、それを意識して初めて技になる。
これまで一生懸命頑張ってきたのは何だったのだろう・・・。こんな事ばかりだから稽古はやめられない。努力をしている暇がない(笑)。
« 【稽古録】2017/10/25 手のひらを伸ばす | トップページ | 【稽古録】2017/10/28 「揃える」という事 »
「稽古録」カテゴリの記事
- 【稽古録】2017/11/21 家庭崩壊は簡単に起こる(2017.12.18)
- 【稽古録】2017/11/20 親子の発見(2017.12.18)
- 【稽古録】2017/11/17 新たな動き、手首から先だけを斬り落とす(2017.12.18)
- 【稽古録】2017/11/15 内臓は膨大な時間を持っている(2017.12.18)
- 【稽古録】2017/11/13 獲得!腹八分目(笑)(2017.12.18)