【稽古録】2017/10/30 頭を英語モードに
明日から5日間ほど数年前に友人になった外国人のヨガ教師と個人稽古。
今回の来日は10日ほどと聞いているが、わざわざ5日間も私との稽古に時間を割いてくれる。ありがたい事だ。
いつもならどうなってもそれは全て経験になりいつか花開く、と無責任に気付いた事をどんどん口にしているが、それだって、やっとそう思えてきたものであり、最初はとにかく、何とか本質を伝えたい、と思いあれこれ伝え方を模索していた。
しかし、結局、身体の流れに従うしかない、と分かり、今はもう、運任せの稽古になってしまった(笑)。
しかし、今回はそもそも「言葉」に壁がある。いや、おそらく、彼女にはない。こちらが勝手にわぁ~外国人だぁと壁を作っているのだ(笑)。もっと気楽に自然体に、と思ってもなかなかそうはならない。不安が先に生まれてくる。
ただ、こういう時こそ、稽古で見つけた身体が生きてくる。
明日からの稽古の準備として、普段使っている言葉のいくつかを英訳してみる。実はこの英訳は簡単。スマホを使えば普通に話した言葉をすぐに英語にしてくれる。後は覚えるだけなのだが、あいにく自慢できる記憶力だってないのだ(笑)。
準備をしているだけでも身体がどんどん内側にまがってくる。
この内向きの姿勢を見つけたならばすべき事は一つ。お腹を伸ばせばいいのだ。お腹を伸ばして、肩を背中に落とすと体幹が左右へと動きやすくなる。頭もそれにつれられて左右へと動きやすくなる。目の前に広がるわからない言葉に身体は止められなくなる。
ただ、だからと言って瞬間にその言葉が自分のものにはならない(笑)。
気分よく嫌な事、難しい事に向き合える、そんなメリットしかないのだが、長い目でみるならばこれは大切な事になるはず。
色々と準備はした。後はどうなるか、やっぱり運任せなのは変わらない(笑)。
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