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【稽古録】2017/11/20 親子の発見

手首から先を斬り落とす技、どうやらこれは「親子」の関係を教えてくれているようだ。
意識を内臓へとしまっておくと胸や腕に力が入らない。しかし、細かく身体を観察してみれば、手首から先は自由になっているのがわかる。
胸や腕の力みが抜けて、手が使えるのだから当然、相手からは感知されにくいのだろう。
 
相手が抑えてくるのは無意識のうちに腕、そして、それとつながっている土台である胴体だ。
この胴体を捨てるのだ。ついつい、なにかをしたくなり、力を入れてしまっていた。しかし、力を入れれば相手だって力を入れる。感応しているのだから当たり前である。それでも、これ以外の方法がなかったのだから、力を入れたうえでどう動かすかを気にして稽古をしてきた。
 
しかし、違う。もう、胴体から腕の部分には隠居をしてもらい、休んでもらう。手が行う事に文句を言わないように注意をさせるのだ(笑)。
するとこの手は伸び伸びと自由になる。
 
親子の問題で苦労をしている人は多い。
声の大きい人は自分の方法が一番、と子育て法を押し付けてくる。
まぁ、その方法だって合う人には合うし、合わない人には合わない。
これ、武道の世界と同じだ。
 
先生、先輩はそれぞれ正しい、と思った事を押し付ける。
体格や癖が違うにも関わらずやらせる事は同じだ。結果、ほとんどの人はうまくいかない(笑)。
趣味である武道であれば出来なくたって、それを求めている時間自体が楽しいのだからいいだろう。
しかし、子育てとなると、失敗だったなぁ、はとてもつらい。
 
私は何に対しても身体から気づく事を応用している。
子育ての問題だってそうだ。
自分の子育てがいいとは思わないが、その都度、一番納得のいく事をやれている、という安心感はある。
身体に見つかる法則は完璧に信じられるものだからだ。
 
今見つかってしまった法則は子供を信じる、という事。
言葉としては実に簡単。しかし、ついついでしゃばって口をだしてしまう。その時、ぎゅっと内側に閉じ込んでいられる場所が必要なのだ。それが内臓。
内臓にぎゅっと引きこもれば口出しができない。するとトンデモナイほど軽く早く手が動く。
 
もう一度言う。
胴体から手首までが親。手首から先の手が子供だ。
子供を腕が動かしてはならない。その時、頑張っていると、自分は頑張っている、と言う気持ちは得られる。しかし、それは本来の手の能力からすれば自己満足にすぎない。
 
ちょっと前の世界ならばある程度の年齢が来れば親は引退をしていた。自然と子供が主役になれたはずだ。
しかし、今は親も引退なんてしていられない。子供のまま、世界を楽しむ気満々である。
なにが良くて悪いのか、それを決めるのは自分だ。
その時、確信をもって決めるために何かがいる。それが身体だ。

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